【外資戦略ファーム内定者】選考体験記②
前回に引き続き、外資戦略ファームの内定を勝ち取った方の「選考体験記」を紹介します。
ケース面接対策にかけた期間・受けたファーム数
約半年間、3社
ケース面接の対策方法
以下の3点を意識して進めました。
1) 型を身につけるまずは、「ケース対策とは何か、どのように解くべきか」といった基本的な考え方や所作をインストールするために、後述のような書籍を数周しました。 2) 理想と現実のギャップを知る書籍の練習はもちろん有効ですが、やはり本番とは異なるものです。 本番では、面接官からの鋭い質問に対し自分の考えを伝え、議論を深めていかなければなりません。 そこで、コンサル太郎さんとの練習などで、どのような質問が飛んでくるのか、 どの程度のレベルが求めれているのか、自分の改善点は何か、 といった理想と現実のギャップを知るという作業を行いました。 これは、月1程度で定点観測的に行っていました。3) 理想に近づくべく、練習を積む2) で把握した理想に達するべく、本番を模した練習をひたすら積みました。具体的には、 ニュースを題材にしたケース問題を友人と週に数回解き、 お互いに質問し合うなどしていました。 ※これは、一般面接で頻出の「最近の気になるニュースは」「自分の興味のある業界の日本企業が世界で勝つためには」 といった質問の対策にもなるという副次的な効果もありました。
ケース面接対策に使った本
2) 過去問で鍛える地頭力東大生シリーズより難しく、問題数も少ないですが、解説がかなり充実しており勉強になりました。 3) 思考・論理・分析こちらは、ケース対策本として書かれたものではありませんが、ケース対策本の解説の背景にある本質的な考えを学べます。
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!
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東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」
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思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践
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内定を勝ち取れたポイント
前職で成果を出せるようコミットしていたということは前提に、やはり準備を徹底できたことだと思います。当然、相性などのコントロールが難しい部分も多少ありますが、多くは事前の対策が可能であるはずです。私も自分なりに納得のいくまで準備をしてから面接に望んだ結果、練習通りの展開に進んだというシーンも少なくありませんでした。なお、準備を徹底できたのは、転職に対してポジティブなモチベーションを見つけられたことと、モチベーションと実力を引き上げてくれた仲間( コンサル太郎さんや友人)の存在があったことが、私の場合は大きかったと思います。
選考を終えての反省点
同じ戦略ファームでも、会社(または人)によって特徴がやや異なる(かなり詰めてくる方が多い等)ので、各社に合わせた対策をもっと行えば良かったと思います。
これから受ける方へのアドバイス
月並みですが、転職活動の結果を左右する最も大きなレバーは、「
準備」かと思いますので、自分に合った準備のやり方を見つけ、 それを継続することが最も重要かと思います。
この方は、書籍を中心とした「型」への習熟→それを基にした実践練習に意識的に取り組まれたことが大きな勝因になったように思います。
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