戦略コンサル敗戦記

現職コンサルによる、戦略コンサル転職の経験談と、そこでの学びと苦悩とかとか。ケース面接の練習相手やコンサル転職相談やってます(コチラから⇒con.con.consul@gmail.com)

本命の前に受けるべき!オススメ中小戦略ファーム

以前の記事で、BCGなど本命を受ける前に、中小規模のファームを腕試し的に受けるのがオススメと書きました。

早めに面接本番の緊張感・プレッシャーに慣れておくことで、本命の面接を有利に進めることができます。

また、早めに1社でも内定を得られると自信と安心感が得られるので、ハードな転職活動を進める際の精神環境的にもぜひ受けてみることをオススメします。

なお、「コンサル」と名前のついているところでも面接受けてみると、ケース面接がない場合も多々あるので事前にリサーチは必要です。

以下で、ケース面接が課される可能性が高いオススメのファームを紹介します。

フィールドマネジメント

新卒マッキンゼーで、最年少でパートナーに上り詰めた並木裕太氏が立ち上げたファームです。

通常の大企業向けの戦略コンサル事業に加え、自社スタートアップ事業や投資事業も手掛けている点がユニークです。

並木氏以外も、メンバーはマッキンゼー、BCG出身者が多く、選考難易度はかなり高めですが、難関ファームのリアルな難易度が体験できます。

www.field-mgmt.com

なお、並木氏の著作である「コンサル百年史」は、戦略コンサルというビジネスの歴史をざっと概観するには最適な本なので、一度目を通してみてもいいと思います。

また、最近刊行された「ズラシ戦略」も、様々な企業の「事業の”ズラ”し方」の事例がまとまって実際の企業ケースの学習本としてオススメです。

コンサル一〇〇年史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

コンサル一〇〇年史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

 

電通コンサルティング

ご存じ電通グループ傘下のコンサルティング会社です。

電通」と名前はついているものの、電通から来ている社員はほとんどおらず、事業会社や他のコンサル会社からの転職者メインで構成されています(ちなみに、博報堂コンサルは博報堂からの部署異動で来た人が多い)。

案件は電通経由が多く、新規事業や成長戦略の案件がメインのようです。

選考ではほぼ確実にケース面接が課されるので、腕試しには非常にオススメです。

www.dentsuconsulting.com

P&Eディレクション

中小企業向けの戦略コンサルやファンドのDD案件などを多く手掛けているコンサル会社です。

社長の島田氏は元BCGで、この方の案件獲得力がスゴいようです。

若手のうちから裁量をもって様々な経験が積める環境のようで、本命がダメだった場合の選択肢としては全然アリだなと思いました。

基本的にケース面接が課されますが、人によっては通常の面接だけで通過する場合もあります。

www.ped.co.jp

エム・セオリー

成長戦略立案に加えて、その実行支援まで並走することを特徴としたファームです。

代表の栃本氏はBCGを経て、モニター・グループの日本支社長を務められた方です。

ほぼ確実に選考ではケースが課せられます。

www.m-theory.co.jp

コーポレイトディレクションCDI

BCG出身者が立ち上げた中小企業の経営支援をメインに手掛けるファームです。

選考の特色として「自社のカルチャーとフィットするかどうか」を非常に重視している点が挙げられます。

中小企業の社長の右腕のようなポジションで仕事するケースが多いようで、「ちょっと腰掛け的にコンサルを2~3年やりたい」という人より「コンサル道を極めたい」という方をとろうとしている印象です。

カルチャーの部分で面接官が「違うな」と思うとケースに至らない場合もあるので(私はそのパターンでした)、あまり気軽に受ける感じのファームではないと思います。

www.cdi-japan.co.jp

コーン・フェリー

外資系の組織コンサルのファームですが、在籍者は元BCG、ベインなど一流ファーム出身者が多く、面接でも通常のケース面接を課されます。

www.kornferry.com

なお、コーンフェリーは最近作家として大活躍の山口周氏がシニアパートナーを務めていたファームでもあります(2019年1月に辞めた模様)。山口氏の著作の中でも以下の3冊はコンサル志望者にはオススメです。

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術
 
外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック

外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック

 

 なお「ケースの練習」目的でこうしたファームを受けるのは後ろめたいという方もいると思いますが、面接を受ける中で社員の方と話して魅力に気づくということも多々ありますし、面接官の方も大手ファームが本命だということは承知しているケースがほとんどなので、あまり気にする必要はないと思っています。

ちなみに、こうした中小規模のファームで経験を積んでトップティアの戦略ファームに転職したり、PEファンドに行ったりすることも普通にあります。