戦略コンサル敗戦記

現職コンサルによる、戦略コンサル転職の経験談と、そこでの学びと苦悩とかとか。ケース面接の練習相手やコンサル転職相談やってます(コチラから⇒con.con.consul@gmail.com)

一番効果的なケース訓練法~小規模ファーム受験のススメ~

転職活動期間を通じて、いろいろなケース対策をやりました。

各ファームの過去問、ここで紹介したような市販書籍、エージェントや友人との対面でのケース練習などなど。

ただ、終わってみて感じたのは結局のところ、「実戦に勝る修行はない」ということです。

どれだけ集中して本などで対策したとしても、ケース面接本番の圧倒的な緊張感、不安とプレッシャーの中で短時間に頭をフル回転させる感覚は再現できません。

そこでオススメなのが、ある程度過去問研究や市販本によって「問題の傾向」「回答の型」に慣れた上で、志望度の低い小規模ファームから受け始める、というものです。

コンサルというと、BCGやマッキンゼーなど誰もが知っている有名ファームが最初に頭に浮かびますが、実はそうした大手ファーム出身者が作った小~中規模のコンサルファームというのがけっこうあります。

こうした中小ファームも多くがケース面接を導入しており、面接官も大手ファーム出身者であることが多いため、本番の雰囲気に慣れるという意味ではこの上ない機会となりますし、ここである程度手ごたえを得られれば大きな自信になります。

また、ケース面接以外の部分でも「なぜコンサルなの?」といった必ず聞かれる質問に対して、いかにポイントをしぼって簡潔に話すかといった練習にもなります。

練習気分で受けるのはどうなのか、という話もありますが、並行して複数のファームを受けるのは普通のことですし、面接での会話を通してそうした中小ファームの魅力に気づくことも少なくないので、遠慮する必要はないでしょう。

ただ、あまりたくさんエントリーすると、連日仕事をしながら夜は面接といったハードな日々が続くことにもなりかねないので、多くても3~4社くらいにとどめるのがよいかもしれません。

具体的な会社名については・・・まあ、エージェントに聞いてみてください。〇&〇とか、○○コンサルとか、いろいろあります。

ちなみに、仮にBCGやマッキンゼーがダメだったとしても、こうした中小ファームで数年やって大手に転身!というパスも普通にあるようです。

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